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APNG Camp 2025へ 世界100ヵ国 1200名以上の応募

APNG Camp 2025の開催が3月13日から16日の日程で福岡県飯塚市の九州工業大学に決まってから、APNGグローバル運営委員会メンバーと共に、九州工業大学、飯塚市行政、民間支援団体の飯塚友情ネットワークと協力をし、準備を進めて来ました。

2025年のテーマは「What Can We Trust Today? Fostering Trust Using AI, Blockchain, and Web3」です。

すなわち、「私たちは何を信頼できるのか?AI、ブロックチェーン、Web3.0を活用した信頼の醸成」です。

昨年の生成AIがもたらす世界への影響に続いて、今年は「信頼」をテーマに行います。

生成AIの爆発的な普及と共に世界はフェイク情報による混乱が益々増しています。そこに今、福岡県や飯塚市が力を入れているブロックチェーン、そしてWeb3も生かして、いかに信頼のおける社会を作れるか?ベースとなる技術的な学びと議論はもちろんのこと、未来への哲学的な問いに対しての議論を深めて行きます。

APNG Campは次世代の世界のリーダー育成を行う学生のサミットと言えます。

世界各国から有力大学の先生にお越し頂き、基調講演や招待講演を3日間で15本程度行って頂きます。基調講演には東京大学の江崎浩教授にお越し頂き、全体テーマである「信頼の醸成」を技術・哲学的観点の両面より講演頂けることに期待しております。

各国の先生からの講演頂いた後、5つのサブテーマに分かれて8名程度のグループ単位でディスカッションを行います。

サブテーマは、

▪ 言語&文化
▪ アート
▪ 将来のキャリア
▪ メディア
▪ ライフスタイル

です。

そして、深夜までおよぶと思われるグループでのディスカッションを経て、チームごとに最終日にプレゼンテーションを行います。

昨年のタイのバンコクのカセサート大学でのプレゼンテーションはこの短時間でよくここまで出来るものか!と驚きのプレゼンテーションが相次ぎました。

このプレゼンテーションは学生の学びだけでなく、高度な発表になるため、重要な記録と共に今後の活動やビジネスに役立つものとなると思います。

今回の飯塚開催は、アジア太平洋地域の国々からの招待学生40名、日本全国の大学からの招待学生20名、ホスト大学の九州工業大学および連携協定を結んでいる別府のアジア太平洋立命館大学(APU)からのローカルの学生20名の合計約80名での開催とします。

そして2024年8月から募集を開始ました。

https://apngcamp.asia/17

そうしますと、世界各国からの応募が相次ぎ、何と!約100ヵ国、1207名の方の応募がありました!1207名の応募者に対して結果46名(17ヵ国)に選考するのは大変なことでして、選考に関わったメンバーには深く感謝をしております。

現在、この飯塚においては歴史的なイベントを成功させるべく、非常に多くのメンバーと共に準備を進めております。

私が32年前に飯塚に大学生として来て、1997年に米国のスタンフォード大学およびシリコンバレーに触れ、この産炭地飯塚をアジアのシリコンバレーにしたいとこころざし、時間も経っておりますが、一歩また近づけるのでは感じつつ活動しております。

正田英樹

update: 2025.03.12