来たる2021年12月12日(日)、飯塚市トライバレーセンター3階にて、e-ZUKA 学生ビジコン 2021のファイナルプレゼンテーションが行われ、当コンテストにおいて最優秀のビジネスプランが決定しました。
当コンテストは一般社団法人飯塚友情ネットワーク(理事長:縄田修)の主催により開催されました。飯塚市内の大学生、大学院生を対象とし、日頃から感じる問題や課題に対して現在の先端技術であるブロックチェーン、AI、クラウドなどの技術を用いた解決手法をビジネスプランとしてまとめ、プレゼンをしていただいたものに対して審査会を実施し、優秀なプランに対して評価を行うものです。
更に、将来性があると判断された学生たちには希望に応じてスタートアップ支援を行う目的で開催されました。
エントリーの締切は10月29日、募集開始から約20日間の短い期間にも関わらず11チームが名乗りを上げました。その後11月26日にはプレゼン資料を提出して頂き、事前審査を行いました。
事前審査員及びファイナルの審査員には、以下の5名に協力頂きました(以下、敬称略)。
GxPartners LLP 代表パートナー 岸原 稔泰
福岡県商工部新産業振興課長 見雪 和之
飯塚市経済部産学振興課長 大隈 友加
九州工業大学情報工学研究院 教授 梶原 誠司
近畿大学産業理工学部 教授 山﨑 重一郎
産・官・学の各視点から行われた事前審査の結果、ファイナルプレゼンテーターとして5チームが勝ち残りました。
ファイナルプレゼンテーション前には、プレゼン自体に不慣れな学生を支援するため勝ち残った5チームに対してそれぞれ、飯塚友情ネットワーク副理事の正田英樹により練習会が行われました。この練習会によって各チームは事前審査より更にブラッシュアップさせた資料とプレゼン技法を用いて本番に臨みます。
12月12日、当初予定された開始時間の13時より早くに学生、審査員、観覧者が揃い、満を持して開催されました。
最初に飯塚友情ネットワーク理事長の縄田修より開会の挨拶が行われ、現在の社会情勢、学生の取り巻く環境、そして将来への希望を述べられました。次いで正田より当コンテストのファイナルプレゼンテーションについて説明がされ、いよいよ学生のプレゼンが始まりました。
飯塚友情ネットワーク理事長、縄田修による開会の挨拶
飯塚友情ネットワーク副理事長、正田英樹による進行説明
ファイナルプレゼンテーションに望んだ学生チームとテーマ、発表順は下記の通りです。
1番目:チーム名「DSP on Biz」 代表者:中嶋智樹(九州工業大学大学院情報工学府)
プレゼンタイトル「インドネシアにおける中小卸売小売業向けAIクラウドERP」
2番目:チーム名「ライオン」 代表者:大田清徳(近畿大学産業理工学部)
プレゼンタイトル「Chain Direct」
3番目:チーム名「大野武田」 代表者:大野弘晃(九州工業大学・高知工科大学)
プレゼンタイトル「Monad 〜NFTを用いたリアル宝探しエンターテイメント〜」
4番目:チーム名「チーム明太子」 代表者:脇田健照(九州工業大学 情報工学部知能情報工学科)
プレゼンタイトル「勉強したノートを読み取り、将来に活かすAI」
5番目:個人参加 代表者:首藤健一(近畿大学産業理工学部)
プレゼンタイトル「飯塚地域の貸しテナント募集張り紙をなくしたい。<<地域活性化の問題について考える>>」
プレゼン時間10分、質疑応答10分で行われ、学生の熱意あるプレゼンと審査員からの純粋な質疑からアドバイスまで、非常に濃密な時間が過ぎました。
「DSP on Biz」によるプレゼンの様子
「ライオン」によるプレゼンの様子
「大野武田」によるプレゼンの様子
「チーム明太子」によるプレゼンの様子
首藤健一によるプレゼンの様子
全プレゼンが終了し、30分の休憩時間中に行われた審査会にて、受賞チームが確定。審査長を務められた岸原稔泰より結果発表、所感とともに大賞授与、縄田修より2位授与、飯塚友情ネットワーク副理事千々和敬明より3位授与の式が開催されました。
大賞:飯塚友情ネットワーク賞(賞金20万円)
個人参加 代表者:首藤健一(近畿大学産業理工学部)
プレゼンタイトル「飯塚地域の貸しテナント募集張り紙をなくしたい。<<地域活性化の問題について考える>>」
2位:縄田賞(賞金10万円)
チーム名「大野武田」 代表者:大野弘晃(九州工業大学・高知工科大学)
プレゼンタイトル「Monad 〜NFTを用いたリアル宝探しエンターテイメント〜」
3位:千々和賞(賞金5万円
チーム名「チーム明太子」 代表者:脇田健照(九州工業大学 情報工学部知能情報工学科)
プレゼンタイトル「勉強したノートを読み取り、将来に活かすAI」
最後に、ファイナルプレゼンター、審査員、飯塚友情ネットワーク、観覧者の皆さんにて集合写真を撮影、無事コンテストは閉幕しました。
今後、起業を目指す学生には様々な支援を審査員、飯塚友情ネットワークから行わせて頂き、飯塚市・福岡県からの若い力を芽生えさせ、成長させるために尽力していきます。