小さなまちに 煌めく大きな宝
平成26年8月20日、平成の威臨丸が海の向う米国は、サニーベール市に出発しました。この船には、飯塚の歴史に燦然と輝く大きな一歩となる大使20名の中学生が乗っていました。
この橋渡しとなったのが、飯塚友情ネットワークの縄田修理事長であり、八面六臂の活躍で締結を実現させた正田英樹事務局長でした。今日を迎えるまでには、太平洋の荒波以上の困難が数々あったことと存じます。しかし、この両巨頭には、子供のように純粋な夢があり、飯塚の将来を明るく展開させるための情熱がありました。
あの朝、子供たちはまだ見ぬサニーベール市での多くの友達との出合いや、素晴らしい体験に胸躍らせ、目をキラキラと輝かせていました。
現地での歓待はもちろん、日本から持参した友好の桜の植樹が共同作業で行われたことは、桜の木の成育と同様、両市の友好の輪の広がりと成長を期待させるものが大であります。
そして、飯塚にあっては、黒船来航と臆することなくこの中学生たちが貴重な経験を今後の市発展にしっかり活かしていってくれることを念頭するものです。
わがまち飯塚にとっては、小さな出来事かもしれませんが、将来新しき時代の大きな宝となることは間違いないものと確信します。
フジキ印刷株式会社
代表取締役 藤木 徹雄